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データ通信編(メール、FAX、ポケベル)


■10円メール対応

10円メールというのは、NTTドコモがマスターネットと共同で提供しているサービスで、ドコモの携帯番号からしか利用できない。フリーダイアルのアクセスポイントに電話をかけてメールの送受信を行う。
10円メールアドレスから一般のE-Mailアドレスへのメールの送受信は可能で、1000文字程度までのメールなら、フリーダイヤルにかけるので、通話費がかからず、1通10円で済むので非常に経済的。ただし添付ファイルは扱えない。受信は通常は「10円受信」で受信するが、10円で取れない大きなメールは「全受信」という機能で受信する。メールが来ていなくても「10円受信」を行うと10円課金される。
Dialoでは10円メールも1つの送信手段として設定されているので、インターネットメールやパソコン通信メールと同様の操作で送受信できる。

■ショートメール

ショートメールはドコモの携帯同士でメッセージ交換を行う機能。Dialoでは漢字ショートメールに対応。電話機能のメニューから利用できる。入力には通常のソフトウェアキーボードも利用可能。液晶画面の右側に封筒マークが点灯するところがあり、受信した未読ショートメールがある場合はこのマークが表示される。ドコモの携帯を持っている仲間が多い場合はやみつきになるかも。他の事業者(J-PHONE,IDOなど)の端末とメッセージ交換はできない。

■対応ホスト

Dialoではホスト一覧画面でデフォルトで設定されているホストは、10円メールと、NIFTY SERVE、People、PC-VAN(以上パソコン通信)、masternet(ダイアルアップIP接続)になっている。この10円メールとmasternetは同じメールボックスを共有するようになっている。masternetをダイアルアップIP接続で使う分にはドコモの携帯電話番号とは関係なく利用できる。ちなみにGENIOのときはPC-VANは対応していなかったので、PC-VANを利用する人には朗報かもしれない。
その他の一般のインターネットプロバイダも利用可能。
パソコン通信については上記3社以外のものに対応するには、スクリプトを記述する必要があるようでこれはちょっと無理だろう。

■インターネットメールでの未読メールのみの受信が可能になった(Dialo) *Good*

GENIOではPOPサーバからメールを受信する際に、「受信後にホスト内のメールを削除しない」設定の場合、一度読んだメールを次回も読んでしまい使いにくかったが、Dialoでは自分で一度読んだメールを自分で管理しているらしく、未読分のみ読み込むようになった。サイズ制限も可能で、1通あたりの最大サイズは150KBまで。

■メールタイトルのみ先に受信する機能は便利(Dialo/GENIO)

NIFTY SERVEなどのパソコン通信メールを利用するときには、受信箱の画面に「全受信(受信)」と「メール選択」というボタンが表示されるが、この「メール選択」機能はメールのタイトル一覧だけ先にダウンロードして、そこから必要なメールだけ選択的に受信する機能で、どうでもいいメールは後でパソコンでゆっくり受信して、すぐに必要なメールだけ簡単に受信できるので便利。インターネットプロバイダのPOPサーバからのメール受信ではこの機能は使えない。

■通信設定が多少わかりやすくなった(Dialo)

GENIOでは「ホスト設定」がなぜか「パソコン通信」機能のメニューの中にあり、発売当初から雑誌等でも不評だったが、Dialoでは「共通設定」という画面が増え、そこで指定するようになり、わかりやすくなった。またGENIOでは「送信手段」という考え方がわかりにくかったのだが(これは使ったことがある人しかわからないと思うが)、Dialoではこのあたりは自動的にやってくれるようになった。

■手書きメモ送受信は無い

GENIOには手書きメモ送受信という面白い機能がある。これは相手のGENIOに対してダイレクトに手書きメモを送る機能で、ちょっとした落書き交換のような趣き。ただしGENIO同士でないとできないので、なかなか相手がいないのが難点。Dialoにはこの機能は無い。

■その他のデータ通信 --- FAX送信、ポケベル送信、パソコン通信

Dialo単体でのFAX機能は、送信のみ可能。受信はできない。モバイルFAX-P1などの外部機器を接続すれば受信は可能。
ポケベルについては英数、カタカナを入力して自動的にポケベルコードを生成してくれる機能がある。漢字対応のポケベルへ漢字メッセージを送信するには、コード入力するか、10円メール経由のポケベル送信機能を使う。
パソコン通信はあらかじめ設定されている3つのホストに対しては、メールだけでなく、ターミナルで利用することも可能。ただこれは画面の制約上使い勝手はかなり厳しい。