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ハードウェア編


■ボディ

1)ボディ
DialoのボディはGENIOと比べると横幅が約1cmほど大きくなっている。縦方向と厚さはほぼ同じだが、GENIOの方がちょっと可愛いらしい。重さは実際には若干違うようだが、持った感じではあまりわからない程度の違い。個人的にはもう少し細身で頑丈なボディにして欲しかったところ。

2)SmartMedia
4MBのSmartMediaが1枚付いてくる。ファイル管理機能でフォーマットを行うことができる。SmartMediaドライブは本体右側にある。そのフォーマットは普通のDOSフォーマットのようで、パソコンで直接SmartMediaを扱いたい場合は、PCカードタイプのSmartMediaアダプタ、または、フロッピーディスクドライブを利用するタイプのフラッシュパスを用いる。SmartMedia内のファイルをメールに添付して送ったりすることも可能。Dialoでは、通常の使い方ではデータのバックアップ程度なので、4MBでも十分。取説には2MBと4MBと8MBのものが使えると書いてある。ただしSmartMediaをあまり過信しない方が良いと思う。重要なデータはパソコンとか、別のSmartMediaなどにも待避しておいた方がいいでしょう。

3)SmartMediaロックスイッチが無くなった *Good*
GENIOのときはSmartMediaの抜き差しのたびに本体裏にあるロックスイッチを操作する必要があり、複数のSmartMediaを取っ替えひっかえ使う場合には非常に煩わしかったのだが、Dialoではこの部分は改良されていて、SmartMediaドライブのフタがスイッチを兼ねるような作りに変わった。1枚のSmartMediaを挿しっぱなしにする場合は特に問題はないが、GENIOでロックスイッチを操作せずにSmartMediaを抜き差ししているとSmartMediaのFATが壊れて再フォーマットが必要な場合があった。おそらくロックスイッチ解除のタイミングでライトバッファをフラッシュしているものと思われる。Dialoはそのあたりをまったく気を使う必要がなくなったのは良い。ついでに電池のロックスイッチまでなくなったので、ウラがすっきりした。

4)充電器
充電器はなぜかDialoGENIOではコネクタ形状が変わった。
充電器にLEDが付いており、充電中はオレンジ色、充電が完了すると青色になる。
掲示板からの情報によると、データスコープの充電器とコネクタ形状が同様であるが、定格が違うらしい。要注意。

5)電池
電池はGENIODialoとでは形状が変わったので共用することはできない。

6)イヤホンマイク
イヤホンマイクジャックが手前側にあり、使えるようになっている。私自身はまだ使ったことが無いので、使い勝手等は不明。

7)もう一歩なところ
・上下左右キーが使いにくい。
 携帯ゲーム機を見習って欲しいところ。なんか操作感がいまいち。別に無くてもいい。
・アンテナの出っ張りが長い
 アンテナが出っ張りすぎで、なんか弱そうなので、ボディ側にアンテナ先端部を押さえるような形状が欲しいところだ。
・持ちにくい
 私は手がでかいのでそれほど気にならないが、電話をかけるように右手でつかむときに持ちにくい。もう少し手になじむ形状にするか、細身にするかを考慮して欲しいところ。ソフトは基本的にそのままでもいいからボディをもう少し小さくしたDialo2が欲しい(^^)
・いまいち高級感にかける
 なんかこういったインテリちっくなマシンにしては高級感がもう一歩。持っているだけで満足してしまうようなモノとしてのボディの質感とかにもうちょっとこだわって欲しい。

■メモリ -- Dialoでは増強された

カタログによると、DialoはRAMが4MB(うちユーザエリアが約2MB)となっている。GENIOは約1MB(データ格納エリア512KB、専用アプリケーション走行エリア512KB)となっているので、なんかものすごく増えていることは確実なようである。
実際に使ってみるとアプリケーション走行エリアが増えているためか、ブラウザの動作が非常に快適になったという印象。
データ格納エリアの方は通常のPIMデータだけで使っていく分には相当使ってもいっぱいにはならない。PIM編のページのファイル管理のところでも触れたが、Aドライブのファイル格納領域とPIMデータが格納される領域は共用されているようで、ここにファイルをためていくと結構消費する。

■データ通信速度

Dialoは800MHzのディジタル携帯なのでデータ通信速度は最大9600bps、これに対してGENIOはPIAFSを使った場合、相当なスピードが出る、はずなのだが、Dialoと比べて2倍も3倍も速いという感触はない。たぶん通信ソフト側のオーバーヘッド等があるのだろう。実際に使ってみると通常のメール送受信程度なら9600bpsでもまあなんとかなるかといった感じ。 PHSの方が接続までにかかる時間が若干短かったような気もする。ただし、moperaを利用したインターネット接続の場合、接続は非常に速い。くわしくはブラウザ編のページで。