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これから購入をお考えの方へ
■Dialo購入前のチェックポイント
ちょっと辛口になってしまいますが、購入前に最低限知っておいた方がいいことをまとめました。 ・現物を見てからにしましょう(^^) PDAとしてみればまあこんなもんかなぁとも思いますが、やはりケータイとしてみればでかいです。店頭にはモックしか無い場合が多いですが、重さは実物に合わせているようなので雰囲気はわかります。見た目よりは軽いです。スーツの内ポケットには入れる分にはサイズも重さも問題ありませんが、Yシャツの胸ポケットに入れるのは辛いでしょう。 モックではなく、動くもの触ってみたい場合は、ドコモのモバイルコンピューティングラボ丸の内(有楽町の駅前、場所はわかりにくいので下調べしてから行きましょう)、またはモバイルコンピューティングラボ新宿に行けばあるらしいです。ここに行けばたぶん詳しい方もいるのではないかと思います。ただし、丸の内は平日の10:00-17:00までしかやっていないそうです。新宿は土日祝も展示はやっているそうです。営業時間、場所等はこちらでチェックしてください。 http://www.iijnet.or.jp/mc-labo-nttdocomo/ ・バックライトがありません 液晶は比較的見やすいものなので通常使用では問題ありませんが、夜中の高速道路で渋滞中にメールチェックをしよう、とかいった状況では辛いものがあります。 ・バイブレータを内蔵していません 本体にはバイブレータは内蔵されていません。市販の外部バイブレータ(TDKの「コール・キャッチ」やLPLの「サイレント・コール」など)を使用することは可能のようです。この場合、ごく近くに居る人の携帯電話端末の電波を検出してしまったり、携帯電話基地局からごく近い場所では着信を検出できなかったりという、誤動作の恐れはあります。購入時は必ず、「800MHz用」の「デジタル携帯電話用」を選んでください。Dialoには一応マナーモードがありますが、マナーモードにすると、着信時には「通話ボタン」の点滅だけになります。(最近は需要がないため、コール・キャッチやサイレント・コールの入手は難しいそうです。) ・スクリーンは239×160ドット、モノクロ2階調です WWWブラウズ時、スクロールバーやタイトルを除いた本文の表示は、12×12ドットの漢字が、18桁×11行です。 又、白と黒の2値の表示であるため、WWWブラウザ使用時に、写真や絵などの画像はあまり綺麗に表示できません。テキストブラウザ+α程度と考えた方がよいでしょう。 ・電源オフ時に電界強度、時計が表示されません 普通の電話端末だと、通常の待ち受け時には電界強度や時計の表示はされていますが、Dialoの場合、電源ボタンと待ち受けスイッチが別にあり、電源をオフしている間も着信待ち受けはしていますが、画面には何も表示されていません。この状態で着信しても普通に着信音はなり、自動的に起動するようになっています。待ち受けもしたくないときには待ち受けスイッチを切っておきます。 ・単体でFAX受信はできません ノート機能で書いた文書をメールで送信するのと同様に一般のFAXへ送信することはできますが、Dialo自身だけでFAXを受信することはできません。FAX-P1やFAX-C1などの外部機器を接続すれば受信は可能です。これについては次の項目を参照。 ・Dialoと外部機器の接続 Dialoには通常の携帯電話と同様の16ピンコネクタが備えられており、そこに繋いだ機器で、データ通信を行なうことができます。ただし、ここに機器を接続しているときには、Dialo本体では、通話などは出来ません。従って、通話とデータ通信で別の番号を使える「ダイレクトナンバー」や「FAXばん」などのサービスも、使用できません。 モバイルデータカードについては一応使えるようです。モバイルデータカード96P1, 2896P1, 2896P2, MarkIIなどを利用してパソコンと接続し、携帯電話モデムとして利用することは可能です。ただしDoPaには対応していません。モバイルデータアダプタ96F2も使えるようです。ポケットボードとも接続できるようです。 モバイルハンディFAX-P1とモバイルプリンタFAX-C1との接続も可能ですが、これらの機器を利用してFAXの送信はできません。これはDialo側が外部機器と接続されると「外部機器16芯接続中」という特殊画面になってしまい、手動でダイヤルできないためです。これらの機器でのFAX受信については、自動受信のみ可能です。 ・SmartMedia カタログには記されていませんが、4Mバイト3.3VのSmartMediaが1枚、標準キッ トに入っています。 ご愛用の手引きには、2MB 5V, 4MB 5V, 4MB 3.3V, 8MB 3.3Vのものが使えると書いてあります。16MBのものについては発売時期の関係からグレーですが、掲示板では使えるという報告も入っています。DialoでフォーマットしたSmartMediaはいわゆるDOSフォーマットになっているようで、パソコンでも読み書きが可能です。ただしこの場合、フラッシュパスと呼ばれるFloppy Disk AdapterやSmartMediaアダプタ(PCカードタイプ、USB接続タイプ)などが必要となります。 ・イヤホンマイク イヤホンマイクはスイッチ付き(4極プラグ)のものは使えないそうです。またイヤホンマイクは、標準キットには入っていません。 ・インターネットプロバイダ 基本的にはどこのプロバイダでも利用できるようです。メールはPOP3,SMTPに対応。未読メールのみの受信には対応。添付ファイルも扱えます。エンコード方式はbase64。もちろんマスターネット、10円メールも使えます。複数のプロバイダの設定ができるようになっているため、使用時にどのプロバイダを利用するか選択するだけで、毎回アカウント情報等を書き換える必要はありません。メール利用とブラウザ利用をそれぞれ別々に設定できます。メール送信についてはどのプロバイダ経由で送るかを各メールごとに設定して送信箱に入れることができるようになっています。 ・パソコン通信 NIFTY SERVE以外にもPC-VAN, Peopleにも対応。メールだけでなく、ターミナルモードにてその他のパソコン通信としての機能も利用可能。その他のローカルBBSなどは基本的には利用できません。 ・WebブラウザはHTML2.0 詳細はブラウザ編のページを参照してください。フレームは選択式で一応対応。カタログには一部正しく表示できない場合があります、と書いてあります。SSL, Java Script非対応。NIFTY SERVE Interway経由の接続は利用できません。FORMへの入力は一応可能。ローカルファイルのブラウジングも可能。 ・ポケットベルへの送信 私はポケットベルには疎いので詳しいことは知りませんが、電話機能のメニューの中に「ポケベル編集」というメニューがあり、ここでカナまたは英数で文章を作成すると自動的にダイアルデータを作成して送れる機能はありますが、漢字には対応していないようです。漢字対応のポケットベルに漢字コードを用いた文を送りたい場合は、ダイヤルコードを直接入力するモードで行うか、10円メール経由のポケベル送信を使うことになります。10円メール経由ポケベル送信の場合はメールを作成するように文書を作成し、送信手段を10円メールポケベルに設定して送信します。 ・パソコンリンクソフト パソコンリンクソフトはWindows95/98対応DOS/V用ソフトがここから無償提供されています。Dialoとのデータ交換は専用RS232Cケーブル(別売)または赤外線を用いて行います。DOS/V用ということになっていますが、少なくともNEC PC98でもVALUESTAR 9821 V16ではRS232Cでの動作については確認できました。それ以前のPC98については不明です。Windows NTについては動くような気もしますが、まだ情報がありません(そのうち試してみる予定です)。残念ながらMacintosh対応のリンクソフトはありません。 ・GENIOからのデータの移行 GENIOのバックアップデータはそのままSmartMediaからDialoで読み込むことが可能です。逆に、DialoのデータはGENIOでは読めません。 ・これ以上に詳しい情報を得るには ドコモのデータ通信サポートデスク(0120-289-360、平日10:00-17:00)で技術的なサポートをしてくれるはずです。フリーダイアルなのでケータイからはかかりません。 また、このホームページの掲示板に質問するとユーザの方が結構いらっしゃるので大抵のことはわかります。へたをするとデータ通信サポートデスクよりも詳しいかもしれません。 |