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パソコンリンク編


■パソコンリンクソフト --- ディアロ/ジェニオPIM for Windows

「ディアロ/ジェニオPIM for Windows」というWindows95/98用のパソコンリンクソフトが東芝のホームページから無料でダウンロードできる。ソフトはここからダウンロードできる。
パソコンとのデータ交換は専用PCリンクケーブルまたは赤外線で行う。もちろんGENIOでもDialoでも利用可能。Macintosh向けのリンクソフトはない。
このソフト、無料ソフトにしては良くできていて、パソコンとDialo間の相互データ転送だけでなく、シンクロナイズ(片側で変更された差分だけ送受信する)もできる。数千円のシェアウェアのアドレス帳ソフトよりも良くできているかもしれない。なかなか太っ腹である。アンインストーラも付いているので試しにインストールしてみてはいかが?
このソフトではDialoとのデータ交換は可能だが、ファイル転送はできない。

■ディアロ/ジェニオPIM for Windows --- 赤外線通信のセットアップ(その1)

赤外線のセットアップをやってみた。これから設定する方には参考になるかもしれない。これを読む前に公式なFAQページであるここを参照した方が良いでしょう。
(http://www2.toshiba.co.jp/mc/dialo/pim_faq.htm)

まずはWindows98がプリインストールされている某S社のノートパソコンでやってみた。このパソコン、なんとシリアルポートが付いていないので赤外線通信をするしかないのだ。
しかし、このパソコンについては何の問題もなく、数分で設定が完了した。

1)赤外線通信を使用可能にする
このパソコンはすでにタスクバー(Windowsの画面右下)に赤外線アイコンが表示されていた。それをクリックすると「赤外線モニター」が起動。「赤外線通信は使用不可になっています」というメッセージが表示される。「オプション」タブを押して画面を切り替えて、「赤外線通信を使用可能にする」というチェックをONにすると、「アプリケーションをサポートしているポートCOM4とLPT1」と表示されたので、そこで「適用」ボタンを押して設定完了。これでタスクバーの赤外線アイコンが赤と緑に点滅し、使用可能となった。

2)Dialoを認識するかどうかを確かめる
パソコンの方を赤外線モニターの画面を表示しておき、「状態」の画面にしておく(赤外線モニターウインドウ内のアイコンが赤と緑に点滅していることを確認する)。
次に、Dialoのツール機能の「PC接続」を起動して、赤外線を選択する。この状態でDialoの赤外線ポートをパソコンの赤外線ポートに近づけ、ここでDialoの画面右上の○を押す。するとDialo側画面に「回線接続中!」と表示される。
ここでパソコン側が反応して、「範囲内の利用可能なデバイス Geoworks」と表示されればOK。
うまくいかなかった場合は、Dialo側を一旦中断してみて、再度やってみる。

3)ディアロ/ジェニオPIMの設定
上記の赤外線モニタ設定時に表示されたCOM4をディアロ/ジェニオPIMの通信設定で設定する。

これで問題無く動作した。特に通信速度の制限をする必要は無かった(が、どの速度で通信しているかは不明。)。

■ディアロ/ジェニオPIM for Windows --- 赤外線通信のセットアップ(その2)

次にWindows95が動いているちょっと古いノートパソコンでトライ。こちらはタスクバーには赤外線アイコンが表示されていない。コントロールパネルを開いても赤外線モニターは無い。仕方がないので、IrDAドライバの入手から始めた。

1)まずはパソコンの状況確認
・コントロールパネル内の「赤外線モニター」を探す : 無い
・デバイスマネージャーでポートを見てみる
コントロールパネルで「システム」を起動して、デバイスマネージャの画面で「ポート(COM/LPT)」を開いてみる。「FIRポート(COM3)」はあり、動作している。これは物理的なポート番号のようで、赤外線ドライバは動いていない様子。

2)IrDAドライバのインストール
まずはこの作業を行う前に、公式のFAQページ(http://www2.toshiba.co.jp/mc/dialo/pim_faq.htm)を読み、次にそれぞれのパソコンメーカーのホームページからドライバが入手できないかを確認した方が良いでしょう。
このパソコンに関しては、メーカーのホームページからIrDAドライバを入手しようとしたところ、ドライバはあったのだが、対象機種以前の機種になっており、対象機種以外にこのドライバをインストールするなと書いてあったため、仕方なくIrDAドライバの入手は上記公式ページの情報から、マイクロソフトのサイト(http://www.microsoft.com/japan/win95/modules/)から赤外線通信ドライバVer2.0を入手した。
デフォルトの指定のままダウンロードすると、C:\Windows\temp\Ir2w95jのフォルダ内にファイルが解凍される。このフォルダ内のSetup.exeを実行するとドライバがインストールされる。ここでタスクバーとコントロールパネルを確認して、「赤外線モニタ」があることを確認する。次に赤外線モニタを起動して、オプション画面で赤外線通信を使用可能にする。ここで「アプリケーションをサポートしているポートCOM4とLPT1」と表示された。

3)Dialoを認識するかどうかを確かめる
(やり方についてはひとつ上の項目を参照してください)
う〜ん、認識されない。赤外線モニタは動作しており、赤と緑が点滅しているのだが...と、しばし悩んでいたところ、なんとこのパソコンには前面と後面に2つ赤外線ポートが付いており、デフォルトは後面になっていた。これを前面に切り替えたところ問題無く認識された。

4)ディアロ/ジェニオPIMの設定
上記の赤外線モニタ設定時に表示されたCOM4をディアロ/ジェニオPIMの通信設定で設定する。

これで問題無く動作した。特に通信速度の制限をする必要は無かった(どの速度で通信しているかは不明)。
3までうまくいって4でうまくいかない場合は、白い机など乱反射しやすい環境を避けるとか、赤外線モニタで通信速度を57.6kbpsに設定してみたらうまくいくかもしれない。

■ディアロ/ジェニオPIM for Windows --- CSVファイルのインポート/エクスポート

CSVファイルのインポート、エクスポートにも対応しているため、他のソフトからデータを取り込むことも可能で、将来的に他のソフトへデータを移行させるのにも困らない。インポートに際しては取り込み順序を自分で設定することもできるし、MS-Outlook97, Schedule+, Lotus Organizer, powerPIMM, ザウルスリンクなどのCSVファイルに対しては、「CSVファイルの選択」で種類を選択すれば、自分で順序を入れ替えなくても簡単に取り込めるように工夫されている。エクスポートに関しても出力順序の設定ができる。親切な設定だと思う。

■ディアロ/ジェニオPIM for Windows --- PCリンクケーブル

専用PCリンクケーブル(東芝製PCT0001A \5,500)は長さが約56〜58cmしかないため、ノートパソコンなら問題ないが、デスクトップやタワー型パソコンの場合は長さが足りないため、延長ケーブルが必要。掲示板の情報によると、リコーのデジカメ用のリンクケーブル(リコー製CC3-W \3,500)が代用できるらしい。こちらの方が長さが長いらしい。ただしこのケーブルの代替品であるサプライメーカー製のケーブルではうまくいかないという報告もあり。